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物流ニュース
リベロ 「HAKO-Tec」提供開始、引越業界に特化
2024年9月4日
「引越業界の未来を創る会」を運営するリベロ(鹿島秀俊社長、東京都港区)は7月から、引越業界に特化したクラウド型業務基幹システム「HAKO-Tec(ハコテク)」のサービス提供を開始した。
ハコテクは、受付から配車~請求管理までの業務プロセスを一元管理する機能を提供。引越事業に必須な業務をクラウド上で、一括管理・運用が可能となり、作業効率の向上とコスト削減を実現。
同システムのトライアル版の試験運用では、内勤15人規模の月間800件受注している引越会社で、1件あたりの顧客対応時間を約20分短縮し、月間267時間の短縮と人件費40万円を削減。人的ミスを防ぎ顧客満足度向上にも貢献した。
システム開発者の佐野川和也課長は「前職の引越会社での経験を生かし、現場へのリアルタイム情報共有機能や複数パターンの顧客対応機能など、実務に有益な機能を数多く搭載しました」と話す。
また、システム開発に携わったスタイル引越センター(白川淳社長、福岡県糟屋郡)は「多くの会社が共通のシステムを利用することで、開発コスト・維持コストを抑えることができるのがハコテクの最大のメリット」とした。
アクティブ感動引越センター(笠原大岳社長、東京都府中市)は「将来的な拡張性なども考えて機能の仕様などに携わった。当社もハコテクで業務効率の改善を実感している」としている。
なお、ハコテクを社内のツールとして導入する際、経産省の「IT導入補助金2024(サービス等生産性向上IT導入支援事業補助金)」を活用することで、2年間半額で同システムのサービスが利用できる。
◎関連リンク→ 株式会社リベロ
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