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物流ニュース
三菱ふそう バッテリー交換式EVトラックの公道実証をヤマト運輸、Ample社と開始
2024年9月17日
三菱ふそうトラック・バス(以下ふそう)はこのほど、バッテリー交換式EVトラック「eCanter」の公道実証を、ヤマト運輸・Ample社と開始したと発表。京都市内の集配業務で試験運用し、実用化に向けた課題を検証する。
同実証では、Ample社製の交換モジュールを車両に装着。京都市内に設置したAmpleのバッテリー全自動交換ステーションで、ENEOSホールディングスと連携してバッテリーの交換を行う。
バッテリー残量が少なくなった同車両がバッテリー全自動交換ステーションに入庫すると、ロボットが自動でバッテリーを交換する仕組み。バッテリーの交換時間は5分を目標にしている。
ふそうは、「バッテリー交換式EVトラックは、航続距離にとらわれない運用やさらなる用途拡大、車両非稼働時間の大幅な短縮などにつながり、EVトラック利用の可能性を広げることができる」とし、同実証については、「バッテリー全自動交換ステーションが新たなエネルギー供給インフラとして普及していくための運用ノウハウ蓄積と将来的な商業化に向けた課題の洗い出しを行う。Ampleのバッテリー全自動交換ステーションは、EVトラックのみならず、乗用車と共用できる点が大きな強み」としている。
◎関連リンク→ 三菱ふそうトラック・バス株式会社
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