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    「名古屋走り」は消えるか

    2015年1月6日

     
     
     

     平成26年9月末現在で、愛知県が都道府県別の交通事故死者数でトップとなっている(144人)。前年比で17人減となっているものの、2位の神奈川県(136人、同24人増)、3位の北海道(128人、同4人)を抑えて1位となっている。また、人身事故件数でも3万3864人と、こちらも全国トップとなっている。
     愛知は「運転が荒い」という話はよく耳にするが、実際のところはどうだろう。県安全運転管理協議会によると「数値などをとっていないので、詳しい状況はわからない」という。県警交通総務課では「特別に荒いという認識はない」という。また、「全国各地で『○○走り』という言葉ができており、名古屋だけが特別とは考えていない」という。交通死亡事故などがトップとなっているのは「クルマの保有台数や免許保有者の人口などさまざまな要因が重なり合って出てきている」と考えているという。「運転が荒いから交通死亡事故が1位となっているわけではない」と指摘する。


     しかし、ネットで「運転 荒い 県」と検索すると県のドライバーに関連したサイトが続々と出てくることも事実。県内の運送事業者は「名古屋の運転が荒いという話は全国各地で有名なようだ。実際、荒い運転をするドライバーもいるが、それはどこの地域にもいる」という。しかし、「昔からハンドルを握っているが、無茶な運転を目にする機会が多いのは(名古屋)市内」(県内の運送事業者)という声もある。
     トラック運送業界が率先して手本となって「名古屋走り」という言葉をなくしていきたいものだ。

     
     
     
     

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