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物流ニュース
3月期第2四半期決算 トナミHDは増収増益
2014年11月24日
トナミホールディングスは11月7日、平成27年3月期第2四半期決算を発表。綿貫勝介社長は「消費増税による駆け込み需要の反動などで景気が低調に推移。新規顧客の開拓や3PL事業の拡大などに努めた」と、あいさつした。4〜9月までの営業収益は597億1000万円で前年比2.2%増。営業収益は18億9100万円で47.5%増。純利益は14億2200万円で80.1%増となった。
綿貫社長は「今後の景気は設備投資の持ち直しで緩やかに回復する。しかし、人材不足や燃料費の高騰など厳しい経営環境が続く」と指摘。永原善巳取締役は「物流は減少しているが、運賃単価を増やすために努力している」と説明。
綿貫社長は「運賃については改善してきている。荷主に対して粘り強く料金改定の交渉を続けていく」とした。同社では10月1日に運賃の届け出を実施し、約10%アップさせている。
また、再度の消費増税について「経済が安定していない。引き上げによる恩恵もあるが、マイナスもある。もう少し時期を見てからのほうが望ましい」ともコメント。今回の発表について「非常にいい手応えを感じている。従業員一人ひとりが、どのようにすれば利益を上げることができるかを考えて仕事をしていく」とした。
◎関連リンク→ トナミホールディングス株式会社この記事へのコメント
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