-
物流ニュース
「トラック買い替えできない」運送経営の負のループ
2024年11月25日New!!
トラックの新車価格が値上がりしているため、買い替えを躊躇する運送経営者も多い。
4トン、2トン冷凍・冷蔵車など11台を保有する東京都杉並区の運送事業者は、5年前に事業許可を取得。その前から運行している車両があり、保有車両のほとんどが5年以上使用している。
同社社長は「最近は修理費がかさみ、経営を大きく圧迫している」と嘆く。「人件費に燃料費、車両費とすべてが上がるなか、運賃だけは大きく上がることがない。このような状態で、新車を購入という気持ちにはなかなかならない」。
同中野区で生鮮食品や冷凍食品などの輸送を展開する運送事業者は「冷凍ウイングは4トン車でも1200万円前後で、かつてのように1000万円以下では買えなくなった。人材不足で冷凍車数台が車庫で眠っており、なかなか買い替えができない」と現状を説明。
「だからと言って5年を超えて8年、10年と使用していくと、どうしても修理費がかさみ、経営が圧迫される。赤字経営では金融機関からの視線も厳しくなるが、無理をして高額車両を購入すれば、それこそ経営が厳しくなる」とし、「行くも地獄、戻るも地獄。今後どうすればいいのか本当にわからない」と苦しい胸の内を明かす。
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ
トラック買い買え出来ないなら
賃上げなんてとても無理ですね
廃業の方が良いかも
申し訳無かったけど、再配達の時間指定が8_12だと厳しい。
再度の時間指定を有料にして2時間おきや1時間指定とか出来ないんだろうか
うちの会社は毎年大型ウィングが数台新車を入れてると言うことは、きっと経営的には物凄く儲かってるってことですね。
その割にやはり給料は上がりませんが
この記事の通り。高すぎて買えません
買った時には未来永劫
どんなデコやっても、我が体力があれば
それは無い
詰んでる、生き残れないよ。
運送業にしがみついても地獄が続くだけ。