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物流ニュース
遺品整理士認定協会セミナー 「信頼と安心感がポイント」
2014年12月1日
遺品整理士認定協会(木村榮治理事長、北海道千歳市)は11月29日、セミナーを開催。「遺品整理・特殊清掃・遺品買い取りの収益アップ法」をテーマに専門家が講演した。
第1部は「短期間で遺品整理を受注していく手法と考え方」について、船井総合研究所環境ビジネスコンサルタントの河崎真也氏が講義した。河崎氏は、遺品整理マーケットは拡大を続ける一方で、「ゴミの運搬」に関しては一層コンプライアンスが求められ、ゴミの運搬ができない企業・個人はやりづらくなると指摘。また、遺品整理の認知向上で新規参入の増加が予想されるとし、今後は「一般廃棄物などの許可を持つ業者との提携」「提案型営業ができる遺品整理士」が差別化のポイントとなるとした。
第2部は「遺品整理と遺品査定・買い取りによる収益アップ」と題し、エコロ・ダイレクト代表取締役で遺品整理士・遺品査定士の望月信久氏が、遺品整理で発生する買い取り・査定について講義。「買い取りで注意すべきこと」「提携する買い取り業者選びのポイント」など買い取りで利益を確保する方法を解説した。
今後の遺品整理業界について、同協会の小根英人副理事長は「遺品整理の需要が伸びることに比例し、悪徳業者も増加し、不法投棄や高額請求などのトラブル・苦情が発生する」と問題点を指摘。今後は「信頼と安心感」が一層求められ、差別化のポイントになると強調した。また、遺品整理に加え、「特殊清掃」「遺品査定買い取り」を事業展開することで問い合わせと受注件数が増え、収益アップにつながるとした。
◎関連リンク→ 一般社団法人遺品整理士認定協会この記事へのコメント
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