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    北海道物流港湾室 輸出促進セミナー「生鮮品がロシアで好評」

    2014年12月22日

     
     
     

    【北海道】北海道総合政策部物流港湾室は12月3日、「ロシア極東への生鮮品輸出促進セミナー」を開催。葛西悟室長は「北海道では昨年3月、経済活性化と物流・人流の拡大を目指し、北東アジアターミナル構想を策定し、実現に向けて様々な取り組みを進めている。ロシア極東地域は近年大きく発展し、昨年10月には北海道との間を結ぶ新たな定期航路が開設され、物流拡大の可能性が高まっている」と述べた。
     日本通運海運事業部課長の織田博文氏が「ロシア極東の物流・通関制度の実情と北海道と極東ロシアを繋ぐ輸送ルート」と題して講演。昨年開設された小樽とウラジオストクを結ぶRORO船定期航路について説明し、「約60時間(2日半)で到着し、12ftRFコンテナを利用して冷蔵・冷凍での輸送も可能な定期運航なので、年間を通じて一般貨物の計画的な輸出入が可能になる」と話した。


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     道銀地域総合研究所研究員の高橋将毅氏が「ロシア極東との生鮮品輸送試験結果について」と題して、今年度4回行ったロシア極東大陸部への農産品などの海上試験輸送の結果を報告。ロシアへの生鮮品輸送ルートについて「小樽からのルートは、所要日数が短く鮮度保持期間が短い商品の輸送や、ロシアでコールドチェーンが確保できない場合に有利だが、RORO船のため12ftコンテナのみ利用が可能で、4トン以上の輸送はコンテナが複数必要になるというデメリットがある」とし、「苫小牧・石狩ルートは20・40ftコンテナが利用可能で大量輸送に有利だが、所要日数が長いため鮮度保持に不利になる」とまとめた。

     
     
     
     

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