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物流ニュース
バイタルネット 宮城物流センター竣工
2015年3月2日
医薬品卸のバイタルネット(仙台市青葉区)は1月6日、東日本エリアにおける医薬品流通の地域インフラとして「宮城物流センター」を竣工し、同日から出荷を開始したと発表。
所在地は黒川郡大和町で、敷地面積4万8800平方m、鉄骨造り3階建てで延べ床面積3万1100平方m。総費用は65億8000万円(土地、建物、マテハン、システムなど含む)で3万品目を取り扱う。カバーエリアは東北、関東で、年間3000億円の出荷が可能。
業界で初めて、全ての保管エリア(建屋1階、3階)に直接トラックが乗り入れできる「デュアル(2層)トラックバース」を設置し、いかなる状況でも事業継続を可能とした。建屋は強固な岩盤層に支えられた官公庁レベルの耐震強度を確保するとともに、停電時には大型の非常用発電機で主要設備を72時間稼働させることが可能。また、これまでの災害などの経験を生かし、作業工程における自動化設備を極力排除した仕組みを導入した。
同社では、東日本大震災などの災害対応ノウハウを発展継承するとともに、今後の取扱高の伸長やスペシャリティ医薬品の流通管理に代表されるコールドチェーンマネジメントに対応するため、同センターを建設したと説明している。
◎関連リンク→ 株式会社バイタルネットこの記事へのコメント
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