サンワＮＥＴＳ（山﨑隆太社長、静岡県袋井市）グループはこのほど、掛川第二物流センターで１５回目となるフォークリフト講習会を開催。実務者と関係者を合わせて１００人ほどが参加した。

講習会は天候の影響を受けて急きょ、浜松エリアから雨天でも対応可能な掛川へと会場を変更。座学と実技をグループ別でローテーションし、フォークリフト操作時にポイントとなる一旦停止に荷物の扱い、爪の高さや走行時の注意などをまとめ自社で策定した「６つの手順」の徹底に重点を置いた。

「緊張しながらも積極的に参加している姿が見られた」と講習に臨む社員の様子を前向きにとらえた山﨑社長は、加えて座学の重要性にふれ「理屈を頭で理解しているかどうかで、作業の動きが大きく変わってくるようだ」と分析。

また同じく現地で講習会を見守った水谷欣志会長は全体への手応えにふれたうえで「直前のタイミングで会場を変更するなどイレギュラーがあったものの、しっかりとスケジュールをこなしてくれた」と運営サイドにも評価を示し、あらためて事故防止の基本となる「６つの手順」の重要性を強調した。

（荒沼　澪）◎関連リンク→　株式会社サンワＮＥＴＳ