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物流ニュース
扇町運送 被災地に支援物資配送
2015年3月20日
扇町運送(大阪市住之江区)の成田暢行社長は、自らも理事を務める特定非営利活動法人・東北復興支援きずなの輪と協力し、支援活動として被災地に衣類、コンテナハウス、船、食料や飲料水、遊具などを年に数回、社長自らがハンドルを握って現地まで配送している。
今年も1月末に東北・南三陸の仮設住宅5か所に2Lの飲料水(1ケース6本入り)を1080ケースと、子ども・婦人・紳士用の靴下1万足、カップ麺などを配送した。
成田社長は「現在も水道水が飲めないと言った被災者の声があるため、今回は飲料水をきずなの輪で購入して配送した。さらに靴下についてはバスミ繊維工業、カップ麺については銀行などから提供していただいて配送した」とし、「現地ではわれわれの友人や知人が待ち受けていて、仮設住宅5か所への配送を手伝ってもらっている。震災から約4年が経過するが、いまだ完全な復興はできていないのが現状。今後も被災地の復興を支援していく必要があるので、今後も様々な支援・協力を願いたい」と話した。
1月末などは東北では雪の多い時期で、大阪からは片道1000キロを超える道のり。社長自らがハンドルを握り、現地まで配送することは、決して容易なことではないと感じられる。
◎関連リンク→ 扇町運送株式会社この記事へのコメント
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