【愛知】愛ト協（寺岡洋一会長、由良陸運）は１１月２２日、名古屋市千種区の吹上ホールで適正化セミナーを開き、約３００人が聴講した。

セミナーは輸送の安全確保をテーマとする「運輸行政の取り組み状況」「トラックの車輪脱落事故防止とタイヤの適正管理」「疲労のメカニズムと回復法」の３部構成。

あいさつした適正化事業担当理事の大塚康洋副会長（ＯＴＳＵＫＡ）は「自社に持ち帰り、うまく利用を」と促し、11月１日に改組したトラック・物流Ｇメンについて付言。「ぜひ報告いただき業界の底上げを皆さんと一緒にしていきたい」と述べた。

タイヤメーカー（ＴＯＹＯ　ＴＩＲＥ）の講師は、空気圧低下によるデメリットを指摘し「だんだん寒くなるこの時期の空気圧チェックはとても重要。月に１度、朝の安静な状態でチェックを」と呼びかけた。

また、毎年冬期に多く発生している車輪脱落事故を未然に防止するため、発生の要因や運送事業者が行うべき対策、早期発見のポイントを動画や図説をまじえて解説した。

◎関連リンク→　一般社団法人愛知県トラック協会