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物流ニュース
全ト協 書面化アンケート結果発表
2015年4月21日
全ト協(星野良三会長)は「トラック運送業における書面化に関するアンケート結果(概要)」をまとめ、2月16日付でHPに公開。
26年11月から27年1月にかけて調査し、回答者数は1069事業者。書面化の実施率については、大きく「継続的な貸切輸送」と「スポット輸送」に分け、それぞれ実施率の高い品目と低い品目を三つあげている。「継続的な貸切輸送」で実施率が最も高いのは「石油製品・液体薬品」、低いのは「砂利・砂・石炭等」で、真荷主、利用ともに高い方は5割以上、低い方は2割以下となっている。「スポット輸送」では、5割以上の実施として真荷主で「加工食品・生菓子等」が71.9%となっているが、利用では同品は2割以下にランクされている。また、「農林水産品」も利用では5割以上とされているが、真荷主では2割以下となっている。
書面化推進ガイドラインへの理解度では55%の事業者が「理解している」と答えるも、車両20台以下の事業者では47%。ガイドラインを理解した後の書面化実施率の推移や実施率上昇の理由、書面化によって改善された業種や事象もあり、「収受する運賃が明確になった」との声は56%に上った。
◎関連リンク→ 公益社団法人全日本トラック協会この記事へのコメント
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