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ヤマト福祉財団 小倉昌男賞贈呈式「時代を切り開く先駆者」
2025年1月16日New!!
ヤマト福祉財団(山内雅喜理事長、東京都中央区)は、都内で「第25回ヤマト福祉財団小倉昌男賞贈呈式」を開催。障がい者の仕事づくりや雇用の創出・拡大、福祉の改善などを積極的に推し進め、障がい者に働く喜びや生きがいをもたらしている人を対象に、毎年表彰している。
今回、福岡県でのITビジネスを通じた障がい者の職場の創出と、長野県内初となった共同作業所の設立に貢献した2人を表彰。
山内理事長は、昨年30周年を迎えた同財団発足の経緯に触れたうえで、「受賞された2人は、これからの時代を切り開く先駆者、そして今までの時代を切り開いてきた先駆者と感じている」とし、「お2人の心の中に秘めた熱意、情熱を感じずにはいられない。今回の受賞を大変誇らしく思う」とあいさつ。
受賞者であるカムラックの賀村研社長は福岡市博多区を拠点に、ITビジネスを基軸に障がい者への技術教育と、能力に応じた段階的支援を行いIT人材として育成する事業モデルを構築。全国各地で障がい者就労と社会課題の解決への貢献が高く評価された。
社会福祉法人いなりやま福祉会の酒井勇幸常務理事は長野県千曲市を拠点に、県内初の共同作業所を設立。事業運営に取り組み、施設の社会福祉法人化や多機能化にも尽力。近年は後進の育成にも注力し、自主製品開発や収益事業拡大による工賃向上を実現するなど、約60年間にわたり地域の障がい者福祉の向上に貢献してきたことが高く評価された。
◎関連リンク→ ヤマト運輸株式会社
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