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軽の幌車が隙間で活躍の兆し「1日4万円のケースも」東迎商事東迎社長
2025年1月17日New!!
2024年問題の認知が広まるにつれ、少しずつではあるが運賃相場も上昇の様子を見せている。しかし、その中で取りこぼされてしまった荷主の依頼があるのも確か。「4t車では満載にならないが、2t車では採算が合わないといった規模感の案件の課題を解決できれば、荷主、運送事業者双方にとって成長の種となる」と語るのは、関東地方を中心に軽バンおよび幌車のリース、中古販売を展開する「軽バンリース・レンタル本舗」を運営する東迎商事(東京都豊島区)の東迎俊弘社長。「中型車両以下かつ軽バン以上のリソースがあり、働き手の持つ柔軟性から依頼内容でも小回りが利く」として、幌車を持つ軽貨物企業が、新規案件を獲得する傾向にあると分析する。
同社が確認する中では特に、家具や家電の配送兼設置の依頼が多く、1台で1日4万円以上の売上を安定して記録するケースもあるという。
同社長は「ドライバーを、というより、配送が得意なプロのサービス業としての需要があるのでは。実際に4万円売り上げた案件も、配送と設置に加えて、配送先のモデルハウスの清掃も契約に組み込まれている」としており「ドライバーの枠に縛られず、ドライバーもやれる個人事業主に業務を委託するスキームが、様々なサービスを一括で請け負う形にマッチした」と2024年を振り返る。
同社長によれば1月以降、幌車の需要は単身または短距離の引っ越しで高まる可能性があるという。
「重量は350kgまでだが、高さがあり容積はかなり期待が持てる部分がある。引っ越し繁忙期で車両を見つけられない、自分にちょうどいい規格の引っ越しサービスと出会えない、という物流ユーザーへ新たな提案をできれば」としている。
◎関連リンク→ 軽バンリース・レンタル本舗
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