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    シズナイロゴス 運送子会社3社を新設

    2015年3月21日

     
     
     

     シズナイロゴス(伊藤功一郎社長、札幌市白石区)は3月15日、「職員セミナー・経営発表会」を開催し、来期事業や経営戦略などを報告。4月1日付で運送部門の子会社を3社新設するほか、車両と物流センターの24時間対応を図り、生産性・収益の向上を目指すと発表した。
     親会社となるシズナイロゴスの下に「シズナイロゴス札幌」「同北海道」「同苫小牧」の子会社3社を新たに設け、各社車両5台でスタート。当面は、親会社から運送業務の一部を受託する形で事業を行うが、徐々に車両を増加させ、グループの運送業務の大部分をまかなう体制にする。最終的には、親会社が3PL業務受託の窓口となり、保管・荷役などセンター業務に特化し、運送業務は子会社に移管させる方針。
     子会社は独自に他の荷主の仕事の受託を目指すほか、運送会社のM&Aや業務提携も視野に入れ、グループとして幅広い運送への対応を目指す。また、車両1台を2人体制で24時間稼働させるほか、センター業務でも24時間稼働の体制づくりを検討し、高効率の物流を構築する。


     伊藤社長は会社方針として「今年度は売上高31億6000万円、経常利益7800万円と増収増益の見込み。来期は売上高32億7000万円、経常利益1億円と設定した」とし、「4月以降、グループ化によって事業分担、仕事の分業化を進めていく。配送人員を増やし、他社への派遣も検討したい。また、運送の仕組みを大きく変え、センター業務における生産性の概念を運送業務にも採り入れる。車両の24時間活用やドレーの仕事の内製化、低温食品の夜間配送などに新たに取り組み、時間あたりの仕事の密度を高めていきたい」と語った。
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     このほか外国人労働者の活用や、現場総合職として大卒者の採用、スマホを活用した新たな検品システムの導入、恵庭に新センター開設の検討といった施策を説明し、「以前から言っている『変わっていくことを楽しんでください』ということを、今後も言い続けていく。物流市場は変化が激しいので、『今まで通りのやり方でいい』という考えはなしにして、色々なことにチャレンジしてもらいたい」と、参加した従業員に強く訴えた。
    ◎関連リンク→ 株式会社シズナイロゴス

     
     
     
     

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