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    陸災防埼玉県支部 被災地にフォークリフト提供

    2015年5月22日

     
     
     

     陸災防埼玉県支部(鳥居伸雄支部長)は、東日本大震災の被災地復興支援活動の一環として、さいたま商工会議所の東北地方復興支援事業を活用し、フォークリフト1台を提供した。3月19日に開いた贈呈式で、鳥居支部長から同会議所の佐伯鋼兵会頭に目録が手渡され、復興支援事業に関する意見交換が行われた。
     同会議所では、平成23年から全国ネットワークを生かして「遊休機械無償マッチング支援プロジェクト」を展開。被災地の事業者の要望とのマッチングを図ってきた。今回、陸災防県支部が同プロジェクトに賛同する形でフォークリフトの贈呈が実現した。鳥居支部長は、「陸災防、埼ト協ともに、当初から復興支援に取り組んできたが、今回、会議所と共に活動できたことは意義深い」と述べ、今後一層の協力関係強化に期待を寄せた。


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     贈呈されたフォークリフトは、運転技能講習で使用していたもので「講習では長時間使用し続けるためバッテリーの消耗が激しいが、事業所内での作業なら十分に活用していただける」と、桶本副支部長もマッチング成立を喜んだ。フォークリフトは、窓口となっている仙台商工会議所を通じて被災地企業に送られ、すでに活用されている。
     同プロジェクトは、輸送の手配や費用を会議所が負担する仕組みで、2月末現在、全国各地からフォークリフトやコンプレッサー、研削盤といった機械2897件のマッチングが成立した。
     鳥居支部長は、「今後、陸災防、埼ト協としても会報などで情報を流していく」と述べ、埼ト協としても同活動の周知を図り、被災地支援の輪を広げていく。

     
     
     
     

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