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三菱ロジスネクスト サービス技能コンテスト、上位5人にマイスター授与
2025年3月21日New!!
三菱ロジスネクスト(間野裕一社長、京都府長岡京市)では、サービス品質向上を目指し、「サービス技能コンテスト マイスター選考会」を開催している。
同コンテストは、前身であるニチユ三菱フォークリフト時代にもあり、2017年の統合を経て、2019年に第1回目が開催された。今回の開催は第3回となる。
競技の参加対象者は、全国の国内直系・オーナー系販売会社に所属する約3000人のサービススタッフ。そのなかから5年以上の実務経験があり、かつ推薦を受けた人が対象となる。今回は推薦を受けた86人のうち、フォークリフトの構造・機構、整備全般(サービスツール含む)、関係法令、応対力など、整備に必要な知識を問う筆記試験を勝ち抜いた15人がマイスター選考会に挑んだ。
同社によると、同選考会に出場する選手は、各職場で指導者となり、サービスをけん引しているスタッフがほとんどだという。
「技能・技術はもちろん、客応対においても卓越した技能を有しているが、コンテストではギャラリーの前で各自の仕事を披露しなければいけないためいかに普段通りの仕事ができるか、が難しいところ」と説明する。
マイスター選考会は、制限時間内にリーチタイプのバッテリーフォークリフト「PLATTER(プラッター)」もしくはエンジンフォークリフト「ERSIS(エルシス)」・「GRENDiA(グリンディア)」の故障診断を実技形式で実施。顧客役をこなす審査員へのあいさつから始まり、問診、状態確認、不具合個所の特定、修理・部品交換、顧客への説明まで、各出場者が日頃の業務を通じて磨いたサービスの総合力を競い合った。
同選考会で優秀な成績を収めた上位5人に全サービススタッフの模範となる「サービスマイスター」の称号が授与された。
大会翌日には、称号を授与された5人のサービスマイスターによる「マイスターエキシビション」が開かれ、観戦者の投票により、ロジスネクスト東京の西澤翼選手が見事MVPに輝いた。
西澤選手は、「自分の持っている以上の力は出せない、日常から培ってきた自分の力を信じよう、という気持ちで臨んだ」と話し、「マイスターという称号に憧れもあったので、評価されたことはうれしい」と喜びを語った。
◎関連リンク→ 三菱ロジスネクスト株式会社
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