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物流ニュース
CBRE 国内物流施設レポート2024年版発表
2025年3月19日New!!
CBRE(東京都千代田区)は1月31日、最新の大型マルチテナント型物流施設の市場動向に関するレポート「ロジスティクス マーケットビューQ4 2024」を発表した。
今期(Q4)の首都圏大型マルチテナント型物流施設(LMT)の空室率は、前期比0・3ポイント低下の9.8%。今期の新規供給3棟のうち、1棟が満床で竣工したほか、既存物件の空室消化も進んだ。空室率が低下するのは2022年Q2以来。2024年通年の新規需要は2023年から2年連続で50万坪を超えた。実質賃料は4500円/坪、前期比は横ばいとなった。
近畿圏LMTの空室率は同0.3ポイント低下の3.7%。2025年の新規供給予定は過去最大の41万坪だが、プレリーシングは順調で、足元の内定率は70%に達した。実質賃料は同0.2%上昇の4210円/坪。主に中心部に近い高スペックの物件で賃料が上向いた。
中部圏LMTの空室率は同0.4ポイント低下の13.4%。2025年の新規供給は過去2番目の大量供給となる見込みで、製造業や消費財のニーズが期待できるとしている。実質賃料は同0・3%上昇の3670円/坪。
福岡圏LMTの空室率は同0.3ポイント低下の5.1%。2024年の新規需要9.7万坪は調査開始以来、過去最大で、来期竣工予定物件の引き合いも堅調。実質賃料は3540円/坪、同1.1%上昇した。
(朝妻聖一)◎関連リンク→ CBRE
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