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物流ニュース
「将来就きたい職業」3位にドライバー? 新小1に調査
2015年6月16日
ランドセル素材などの人工皮革を製造・販売するクラレはこのほど、新小学1年生とその親に「将来就きたい職業」「将来就かせたい職業」についてアンケート調査を実施した。
この調査は、新小学1年生の親には1992年、新小学1年生には1999年から毎年実施している調査で、男の子は「スポーツ選手」、女の子は「ケーキ屋・パン屋」が17年連続で1位。
男の子のランキングで意外なのが、「運転士・運転手」の3位ランクインだ。ここ数年、続けて3位をキープしているという。若者の車離れが顕著だが、幼少時には「運転する仕事に就きたい」と思っているようだ。
しかし、この「運転士・運転手」の中でも「トラックドライバー」を想定して回答している新1年生は、果たしてどのくらいいるのだろうか。滋賀県東近江市の事業者社長は「ドライバー採用に悩む会社は多い。もともと車に興味がない若い世代を、どうトラック業界に呼び込むかが今後の課題」と話す。
現存のドライバーを守ることも必要だが、会社存続のためには新しい世代の投入が不可欠だ。各社、社内環境の整備や対外イメージの向上など、対策が求められる。この記事へのコメント
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