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物流ニュース
五健堂 人材の育成に注力、プロ物流士養成へ
2015年6月26日
五健堂(蓮尾拓也社長、京都市伏見区)は5月13日、五健堂グループ「平成27年度・第13回経営計画発表会」を開催した。
冒頭、蓮尾氏は経営計画発表会を始めた経緯に触れ、「昨年は節目の年を迎え、経常利益も目標を達成することができた」と報告し、「数字はクリアすることができたが、社内改善や人材確保に向けた環境整備など課題はまだまだある」とあいさつした。
今期は、昨年同様内部強化を図り、「人員確保・人材育成」に注力していくと掲げ、グループ連結で経常利益3億5000万円を目指す。
人材確保に加え、4年後に物流業界で大卒初任給を上回るような物流プロの人材を育てることを目的に昨年立ち上げた五健堂グループプロ物流士養成社内大学プロジェクトは、全国の新卒高校生を対象に企業内大学を作り、4年間で中型や大型免許、フォークリフト、運行管理者など物流に関するすべての資格取得をサポートして物流のプロフェッショナルを養成していく。
蓮尾氏は「少子高齢化は避けられない状況。ドライバー不足が加速していく中で、昔のように求人を出せば来るといった時代ではない」とし、「人材をうまく採用して育成していく仕組みをつくり、ドライバーの確保を目的としたM&Aなどにも積極的に取り組んでいく」と決意を述べた。
◎関連リンク→ 株式会社五健堂この記事へのコメント
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