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物流ニュース
鴻池運輸 中期経営計画説明会、「稼ぐ力」を確立する
2015年6月20日
鴻池運輸は6月16日、「2016年3月期―2018年3月期の中期経営計画」説明会を開催。執行役員の桑原勝利経営企画本部長が説明した。
2015年3月期は売上高2449億円、営業利益93億円を計上。2016年3月期は売上高2530億円(2015年3月期比81億円増)、営業利益105億円(同12億円増)を見込み、2018年3月期は売上高3000億円(同551億円増)、営業利益150億円(同57億円増)、2021年3月期には売上高3500億円(同1051億円増)、営業利益200億円(同107億円増)を目指す。
2015年4月から3年間の中期経営計画基本方針では、(1)持続的成長に向けた「稼ぐ力」の確立(2)ガバナンスの強化(3)社会的責任への取り組み――を重点目標としている。
海外事業本部の海外プラント輸送事業では、日本企業中心から海外現地企業にも対象を広げる。定温事業では航空貨物を増強。
輸送事業では自車便を増強する。長距離ドライバー確保のための中継拠点のスイッチセンターを、関東―関西の中央地点だけでなく、九州―関西、関東―東北の開設を検討する。
物流ネットワークの再編計画では、7月に長泉、11月に岡山早島に配送センターを新設。神奈川では1万9000パレットを増設し、光都城陽配送センターでも増設を計画。このほか、関東、関西、九州エリアでも新設を計画中。桑原本部長は「不採算部分は止める勇気を持つ」と説明する。
◎関連リンク→ 鴻池運輸株式会社この記事へのコメント
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