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物流ニュース
札幌通運 事業者内に保育施設、ワークライフバランス推進
2015年8月28日
ロジネットジャパン(木村輝美社長、札幌市中央区)グループの札幌通運(下斗米寛泰社長、同)は、ワーク・ライフ・バランスの実現と雇用管理における男女の機会及び処遇の均等確保への取り組みとして、平成24年3月から事業所内に保育施設「さくらスマイル保育園」を開設している。「市内で物流企業が事業所内保育所の設置をしたのは同社が初めて」(同市子ども未来局)だという。
木村社長は開園式で「運送業界は男性中心のイメージが強いが、札幌通運では二十数年前から大卒を含めた女性の採用を積極的に行っている。女性が結婚や出産を経ても安心して働ける施設の設置を検討していた」と述べ、会社として女性が働きやすい環境を整えていく考えを示した。
また、同社の従業員以外にも利用の機会を開いており、「地域の保育施設を保管する社会貢献」の意味合いももっている。
同社は市が推進する「ワーク・ライフ・バランス認証企業」の中で最もレベルの高い「ステップ3」に認められている。物流業界での認定企業は札幌通運のみ。6月時点で様々な業種から469社が認定されているが、物流業界のワーク・ライフ・バランスへの意識はあまり高くないのが現状のようだ。
◎関連リンク→ 札幌通運株式会社この記事へのコメント
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