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物流ニュース
藤原興業 ミシュランのワイドシングルタイヤを採用
2015年8月28日
藤原興業(藤原辰夫社長、愛知県東海市)に最新のダンプトラックが搬入された。ミシュランのワイドシングルタイヤXOneが採用されており、ダンプトラックに使用されたのは、今回が日本で初めてという。
同タイヤを採用したことにより、ダブルタイヤをシングルにした分の軽量化された結果、積載量が上がり、輸送効率の向上が期待される。今回はおよそ200キロ以上の積載量アップが見込めるとのこと。藤原社長は「初期投資は大きくなったが、燃費や輸送効率の向上などで取り返してくれれば」と新車両に期待する。
また、このトラックはボディーにもこだわり、ボディー全体を新明和工業の中部支店(名古屋市)にオーダーメイドで注文。同社長の意向を存分に汲み取った工夫が施された。
テイルゲート部分を二重にして隙間がないように工夫され、さらにゴムパッキンを入れることで、雨天時に走行しても配送先で水が滴り落ちない。これは、近年、ISO認証を取得している配送先が増加してきたことに対応できるようにとの考えからだという。ほかにも、ドライバーと配送先の両方に配慮した工夫が満載とのこと。
新明和工業の沖野光宣営業課長は「藤原社長の、『お客様とドライバー両方に喜ばれるボディーに』という要望を可能な限り採り入れた。長く使えてメンテナンスしやすく、さらに軽い車になった」と説明。現在は、来年2月の完成に向け2台目を製作中という。
新車両について藤原社長は、「社内でトラックを一番大切にしているドライバーに使ってもらう予定」と話している。この記事へのコメント
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