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物流ニュース
実運送に適正運賃を 荷主が持つべき視線とは
2025年7月14日
「荷主が運賃を上げていても元請けや水屋が中抜きしていて、実運送が仕事に見合う運賃をもらえないと意味がない。実運送が荷主に直接、運賃交渉を行うとしても、企業規模が違う中小・零細の我々をどれくらい相手にしてくれるかは疑問」と語るのは、兵庫県西宮市の運送会社社長。
また、「運賃を上げてくれる荷主は、運送会社をパートナーとして対等に見てくれている。そのような荷主は、中長期の目線を持っている」という。運賃交渉に対応せず、仕事を任せている運送会社が倒産したり、請け負わないと言い出した場合、荷主は次の運送会社を探してくる手間や新しい運送会社に運行ルールなどの説明をする必要がある。

さらにいま、出している運賃よりも大きい額を提示されるかもしれないことなどを考慮したとき、「それならいままで荷物を運んでくれている信用のある会社にコストを割いた方が良いと思うはず。お金以外のさまざまなコストを考えたとき、いまの運送会社を優遇する方が楽」と同社長は語った。
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冷凍車は、特に安い運賃で店舗配送しているし、納品時間の縛りが厳しいと思う。
冷凍庫内作業もあり、雇用してもすぐ辞めてしまう現状です。
実運送に適正運賃を払うのは当然のこと。
さらに元請や水屋にもマージンを払うのは当然。
それを加味した運賃を荷主は支払うべき。
但し、物価上昇抑制のため、物流コスト上昇を理由に製品値上げは法律で禁止すべきである。
ピンハネと中抜きを間違えている様では
そもそもダメですね。
✕:中抜き
◯:ピンハネ
実運送会社が、受領書にもらい運賃を記載して、返送するような法律を作れば、出荷主もいくらで走ってもらったのかわかる
多数社、間が入ると貰う手数料は1社あたりが少なくなる
手数料を少しでも多くほしいのなら、間の業者を減らす努力をする
自然と3次うけ業社は減る