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物流ニュース
ヤマト運輸 バッテリー交換式EV実証開始、実用化へ向け
2025年8月15日
ヤマト運輸は9月から、三菱ふそうトラック・バス、三菱自動車工業、米国Ample Inc.の3社と、バッテリー交換式電気自動車(EV)とバッテリー交換ステーションに関する実証を東京都で行う。
同実証では、三菱ふそうと三菱自動車が提供する150台超のバッテリー交換式EVと、Ampleの14基のバッテリー交換ステーションを使用する。都と都環境公社の2024年度「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」に採択されている。
バッテリー交換の目標時間を5分間に設定することで、物流の中断短縮につながるほか、手動で交換する必要がないため、ドライバーの負担軽減にもつながる。

バッテリー交換ステーションは、コンパクトで短期間の組み立てができるため、高密度な都市環境でも効率的なインフラ整備ができるとしている。
ヤマト運輸では、昨年8~11月まで京都府でバッテリー交換式のEV小型トラック「eCanter」の実証を行っていた。当初の目標の車両品質を確認できたほか、運用方法のノウハウの蓄積、車種や車両ブランドを問わずバッテリー交換ステーションが共用できることを検証した。
◎関連リンク→ ヤマト運輸株式会社
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