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物流ニュース
DNA 他団体に活動プレゼン
2015年7月29日
「トラックドライバーを憧れの職業にする」を目指す若手経営者の団体、DNA(ドライバー・ニューディール・アソシエーション)は7月23日、新理事長のお披露目を兼ねた物流交歓会を開催。
高嶋民仁新理事長(ウインローダー社長)は、DNAの設立経緯や目的、基本理念の「共に学び、共に成長し、共に走り続ける」などを紹介。最大のイベントである「トラックドライバー甲子園」(第1回・第2回)の開催結果を報告し、「トラックドライバーは、こんなにも素晴らしい仕事をしていると、広く社会の皆さんに認めてもらいたいと思い実施した。今後も活動を続けていきたい」と述べた。
ただ、「当社では残念ながら、トラックドライバー甲子園アワードでMVPを受賞したドライバーが退職してしまった。やはり給与や労働時間に問題があった。やりがいがあって働いていても、良い仕事をしていても、『安心できる環境』でないと長続きしないと学んだ」と異例の告白。「労働環境の改善、給与、労働時間などについて取り組みたい」と述べた。
ドライバーが求めるものは「給与」「労働時間」「ワークライフバランス」の3点とする民間の調査結果を示し、「これらを考慮しながらデジタコ、ドラレコなど機器の導入促進を図り、業務をさらにシステム化することでドライバー不足に対応したい」と強調。最後に、トラック業界の様々な団体・組織と「採用から給与や評価、労働時間など人に関する話題があれば、DNAとしてトラックドライバー甲子園の活動をプレゼンしていきたい」と結んだ。この記事へのコメント
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