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物流ニュース
日本梱包運輸倉庫 新潟県見附市に新拠点
2015年10月7日
日本梱包運輸倉庫(東京都中央区)が新潟県見附市の中部産業団地に進出する。これまで同社の新潟営業所(新潟県新潟市)が県内全域の配送・保管を担っていたが、見附市にハブ拠点を設けることで、ドライバーの労働時間の改善、輸送効率の向上、エリアごとの物流サービスの充実が見込めるという。完成は来年3月を予定。
今回購入したのは、新潟県中部産業団地(見附市新幸町50ー8)の約1万5000平方㍍で、建築面積は231平方mを確保。「メーンのホンダグループから出る新車完成車の新潟県内の納車拠点」「北陸向けの中継拠点としてのハブ機能」「圏内販売店の新車保管から各販売店までの三次輸送」「中古車の引き取り・オークション業務」といった四輪輸送の操業拠点を目指す。
8月5日に行われた進出協定および土地売買契約の締結式には、同社の黒岩正勝社長、佐野恭行常務、橋本澄人執行役員関東事業部長が、新潟県からは新潟県企業管理者の早福弘氏、新潟県東京事務所の儀同政宏副所長、見附市の清水幸雄副市長が立ち会った。
黒岩社長は「昭和37年に新潟市内に拠点を置いて以来、下越エリアを中心に7拠点を展開したものの、上越・中越が空白となっていた。見附市に営業拠点を置くことで、県内全域へのさらなるサービスの充実が図られる」と説明。「〝国家社会、地域社会に貢献する〟が私ども企業の存在価値と考えている。物流事業を通じ、新潟県そして見附市の発展に貢献できれば」と話した。
また早福氏は「新拠点の建設ができるだけスムーズに進み、営業活動をスタートできるよう、県と市が連携しながら支援していく。新拠点は皆さまの社業の発展に貢献すると確信している」とし、清水副市長は「当該団地には気概のある企業が進出してきている。ここに同社が加わることで新しい交流の芽が生まれるのではないか」と期待感を示している。
◎関連リンク→ 日本梱包運輸倉庫株式会社この記事へのコメント
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