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物流ニュース
東急不動産 綾瀬市にマルチテナント型倉庫、市と防災協定を締結
2025年9月16日
東急不動産(星野浩明社長、東京都渋谷区)はこのほど、全国各地に展開している物流施設「LOGI‘Q(ロジック)」シリーズで、「LOGI‘Q綾瀬」(神奈川県綾瀬市)を竣工。また、同社は7月17日、綾瀬市と災害時における同施設の使用などに関する協定書を締結し、地域の防災拠点としても運用する。
同施設は、東名高速道路「綾瀬スマートIC」から約1.1kmに位置し、延べ床面積は11万7000平方m超、地上5階建て・シングルランプを有するマルチテナント型物流施設。関東エリアの同シリーズでは過去最大規模。施設内電力はすべて再生可能エネルギー由来の電力を使用し、各種環境認証最高ランクを取得した。

また、プレキャストコンクリート免震構造を採用することで、地震発生時に建物の揺れを大幅に減少させ、建物・保管物・働く人への被害を最小限に防ぐ。敷地内にはマンホールトイレやかまどベンチを設置するほか、共用部にも非常時に寝具になるクッションや簡易トイレが保存できる絵画や非常用の防災電源を設置する。災害時にはテナント従業員だけではなく、地域住民の一時的な避難場所としても活用する。
◎関連リンク→ 東急不動産株式会社
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