サカイ引越センターは、静岡県と、災害時の避難所の環境改善や平時における県民への防災対策の普及啓発を目的とした災害応急対策協定を締結。８月８日に静岡県庁で締結式が行われた。

鈴木康友知事は県が直面する災害リスクを挙げながらその対策とともに協力体制の構築が不可欠との考えを示し、今回の締結を歓迎。田島哲康社長は締結の実現に謝意を表明したうえで、企業としての「責任」と「社会貢献」という部分に触れ、キャッチフレーズとして掲げる「一人ひとりカケガエノナイひと」の言葉を用いて、人と地域に根差した取り組みを推進していく意志を伝えた。

同社が都道府県とこうした協定を交わしたのは大阪府、三重県に続いて３例目で、同社の大庭康広執行役員はこの点に関して、「静岡県は新幹線、高速道路などが通る交通の要であり、ここが止まると大きな混乱が生じてしまう」とし、今後についても、「万一」に備えた道筋づくりを前向きに進めていく姿勢を示した。

◎関連リンク→　株式会社サカイ引越センター