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物流ニュース
三井化学と山九 6月からバイオアドブルーの使用開始
2025年10月2日
三井化学(橋本修社長、東京都中央区)と山九(中村公大社長、同)は、山九が運行する化学製品輸送用タンクローリー車の一部に、三井化学が製造・販売するマスバランス方式(物質収支方式)による「バイオアドブルー」を採用し、2025年6月から使用を開始したことを発表した。
「バイオアドブルー」はマスバランス方式によるバイオマス尿素を原料としており、従来の石油由来原料を一部バイオマス由来に代替することで、製品ライフサイクル全体におけるGHG排出量を削減することが可能。バイオマス原料由来の特性を割り当てたアドブルーは、製品カーボンフットプリントが最大約7割削減(経済産業省・環境省「カーボンフットプリントガイドライン」に基づくLCA評価済)され、一方で品質は石油由来品と同等とされる。

将来的には供給範囲の拡大や他車両・他地域への展開も視野に入れ、持続可能な物流モデルの構築を進めていきたいとしている。
◎関連リンク→ 山九株式会社
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