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物流ニュース
丸吉運輸機工 生涯現役制度を導入、知識・技術を継承
2015年11月24日
丸吉運輸機工(吉谷隆昭社長、北海道北広島市)では昨年度から、高齢者でも安心して長く働ける職場環境を整備するため、「生涯現役制度」をスタートさせた。「いつまでも長く生きがいを持って働くことができる会社」をイメージしている。
同社では従来、定年を60歳に設定していたが、心身とも健康で、働く意欲がある熟練従業員なら、「何歳であっても」元気に働いてもらえるよう人事制度と賃金体系を改定した。働くことに生きがいを感じている元気な高齢者を積極的に活用することで、質の高いサービスの提供を継続するとともに、長年勤務してもらったベテラン従業員の知識・技術の継承を進める。生涯現役制度を会社の強みの一つとしたい考えだ。
吉谷社長は「年齢だけで一律に働ける・働けないといった判断をするのではなく、働くことに生きがいを感じている健康な従業員なら、高齢になってもこれまで通り、最前線で頑張ってもらいたい」と述べ、「60歳以上でも管理や営業職をはじめ、ドライバーとしても活躍してもらっている人材が多数おり、現在の最高齢は70歳。より年齢を重ねても、働くことに生きがいを感じてくれるなら、長く働いてもらいたい」としている。
◎関連リンク→ 丸吉運輸機工株式会社この記事へのコメント
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