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    物流連 業界インターンシップ、学生らが企業訪問・現場体験

    2015年10月2日

     
     
     

     物流連(工藤泰三会長)は9月7日から11日までの5日間、学生200人を対象に会員企業による物流業界インターンシップを開催した。学生らは初日に物流業の社会的役割を学び、鴻池運輸、佐川急便、日立物流、ヤマト運輸など24社の受け入れ企業による業界研究セミナーに参加。8日から10日までの3日間で各企業を訪問し、物流現場を体験した。
     最終日にはインターンシップの総まとめとしてグループワークと発表会、若手社員40人との交流を行った。
     以前までの物流業界に対しての「モノを運ぶだけ」のイメージは、現場を見ることで「さまざまな業界の取引先との人間関係の構築、現場でのマネジメント能力、同業他社との連携など、人と人とのつながりが重要ということがわかった」との意見が多数で、人材不足を解消するには、「極力人間が行う作業を減らしてオートメーション化すれば、人為的ミスも減少するのでは」「作業をできるだけ簡潔かつ効率化すれば、足の不自由な人でも働くことができる」との意見も。


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     そもそも、「物流を知らなかった」人が大半で、今回の企業訪問ではじめて現実を知ったという学生ら。「業界のイメージ向上には、もっと若い人が現場に行く機会を増やさないといけない」と主張。そのうえで、業界の理解や興味を醸成する取り組みが必要とし、例えば、「ドキュメンタリー番組の作成」「人気キャラクターとのタイアップでPR」「フォークリフトを丸みを帯びた設計にし、優しいイメージにする」など、学生ならではのアイディアも発表された。労働時間の改善については、「男女問わず時間にとらわれない働き方ができるようにしたらどうか」との声が上がっていた。
     村山敏夫事務局長は総括して「たった3日間で本質を突いた分析がなされていることに大変驚いた。これからも興味を持ち続けていただき、物流業を進路の一つとして考えていただければ」と話した。
    ◎関連リンク→ 日本物流団体連合会

     
     
     
     

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