-
物流ニュース
クレバーな運送経営者とは
2026年1月13日New!!
ある運送会社を担当する社労士が、その社長に向かって「自分ではとてもじゃないが運送会社の社長は務まらない」と呟いたという。四六時中いつ発生するか分からない事故に備え、法令順守の厳しさや収益の低さ、人材確保の難しさなどがその発言の主な要因だろうが、運送会社の経営者と身近に接していたという点も、そんな思いを加速させたのか。
一方、中部地域のある運送社長は経営者に必要な資質を問われると、「適当に開き直って前を向き、人を裏切らないこと」と話す。かつて事業を始めて間もない頃に社内で大きな事故が発生して打ちひしがれていた際、頼りにしていた先輩経営者から掛けられた「これでお前はまた、強くなったな」の言葉を今でも思い出すことがあるという。

「当時は言葉の真意が分からず、『こっちが大変な時に、この人は何を言っているんだ』という気持ちもあったが、今ではその意味が、よく分かる」と同社長。長らく経営者として会社を切り盛りするなかでは度重なる浮き沈みも経験してきたが、辛い時こそ過去の自分やそんな恩人の言葉を思い出し、心と頭を整理する。
事業承継も視野に入れるなかで「大きな賭けにも出ず、設備投資は慎重に行い、下請け中心で事業をしてきた自分は臆病者」と自らを謙遜して振り返るも、次世代を見据えた会社づくりを進める現在、同社にはなぜかドライバーが集まりつつある。
この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ











