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物流ニュース
愛知労働局 合同パトロールで物流現場を公開視察
2025年10月31日
愛知労働局(小林洋子局長)は9月26日、ダイセー倉庫運輸(田中毅社長、小牧市)が7月に本格稼働した小牧第3物流センターを訪れ、労働基準部長の髙橋嘉寿満氏が現場視察を行う様子を公開。道路貨物運送業での労働災害防止を目的とした県内一斉合同パトロールの一環。
同局によると、令和6年の道路貨物運送業での労働災害は過去10年間で最多となり、墜落・転落事故が約3割を占めた。今回の視察では、トラック荷台への昇降設備やドックレベラーによる段差解消、海上コンテナ専用バース、移動ラックの導入効果などを確認。作業者とフォークリフトの接触防止策についても説明を受けた。

髙橋部長は「従業員の声を反映し、効率だけでなく安全性に配慮した設計が素晴らしい。良い事例として他事業所にも水平展開していきたい」と評価。田中社長は「労働災害は会社の責任であり、防止は使命。現場の声に耳を傾け、取り組みを続けていく」と積極的な姿勢を表明。𠮷田憲三会長も「こうした機会は我々の勉強にもなる。今後も評価をいただけるよう努力したい」と述べた。
合同パトロールは9月15日から10月15日までの期間に、県内各地の運送事業所で実施されている。
◎関連リンク→ 愛知労働局
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