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物流ニュース
GLP 「当日・即日配送」見据え吹田市に大型物流施設
2015年10月21日
グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP、東京都港区)は10月20日、大阪府吹田市で延べ床面積約16万5000平方mのマルチテナント型の大型物流施設「GLP吹田」の開発を行うと発表。2016年春に着工予定、2017年冬に竣工予定で、総開発コストは約360億円。同施設は、GLPが所有・運営する100棟の施設(開発中含む)の中で最大規模となる。
同施設は大阪中心部から約9kmという当日・即日配送への対応を見据えた都市型の物流施設で、名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の吹田ICから約6.3kmに立地する。地上4階建てでダブルランプウェイや中央車路を備え、ドッグレベラーを設置。垂直搬送機も設置可能で、建物構造としてはプレキャストコンクリート造り・免震構造を採用して安全性を確保するほか、全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備も兼ね備えている。なお、太陽光による電力を非常時に館内利用する。
また、昨今の人材不足を鑑み、同社では今年初めから、協力関係にある人材派遣会社から入居企業に対して優先的に人材を紹介する体制の確立を進めてきた。施設のみならず、ソフト面のサービスとして同施設に入居する企業にも、この制度を提供していく予定。
◎関連リンク→ グローバル・ロジスティック・プロパティーズ株式会社この記事へのコメント
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