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物流ニュース
物流連 モーダルシフト優良事業者表彰、最優良賞はヤマト運輸
2015年11月20日
物流連は10月22日、「モーダルシフト取組み優良事業者公表・表彰制度」の受賞者を公表。モーダルシフト最優良事業者賞(大賞)にはヤマト運輸が選ばれた。物流連では平成15年から積極的にモーダルシフトに取り組む物流事業者を会報などで公表してきたが、昨年度から優良事業者の表彰を中心とする制度へ移行し、今回で2回目の表彰となる。
同制度の趣旨は、物流業界で人手不足が深刻化する中で、環境負荷低減のみならず労働生産性向上の観点からも大量輸送機関の重要性が増しており、他の模範となる物流事業者を表彰することでモーダルシフトをさらに促進しようとするもの。
今回は7社11件の応募があり、モーダルシフト優良事業者選定委員会(竹内健蔵委員長、東京女子大学教授)の審議で選定された。大賞はヤマト運輸で、九州発関東モーダルシフトの拡大が評価されての受賞となった。
実行部門での優良事業者賞は日本通運と日本石油輸送が受賞。幹線区間の輸送において鉄道・海運の利用比率が40%超えを実現したことが評価された。
改善部門では山九が受賞。鉄道・海運の利用比率が40%を超えるとともに、前年度を上回る実績を達成したことが評価された。
継続部門は日陸が受賞。鉄道・海運の利用比率が3年連続で40%超えを実現したことが評価された。
新規開拓部門では札幌通運が受賞。新規モーダルシフト案件の実現とその継続が評価された。
有効活用部門ではセンコーと日本通運が受賞。モーダルシフト実施による輸送の大幅な効率化の実現が評価された。
なお、表彰式は11月17日に霞山会館で開催される。
◎関連リンク→ 一般社団法人日本物流団体連合会この記事へのコメント
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