サンケイビル（飯島一暢社長、東京都千代田区）は１０月３１日、宮城県富谷市に「ＳＡＮＫＥＩＬＯＧＩ仙台泉」を竣工。同施設は同社の物流施設として初の東北進出となる。

地上４階建て、延べ床面積約１万５１８５平方mのマルチテナント型物流倉庫。東北自動車道泉ＩＣから約１・６㌔㍍、国道４号が交わる場所に位置し、東北エリアの配送と市内配送、いずれにも長けた好立地。また、高台に位置するためハザードマップに該当する区域がなく、ＢＣＰの点からも利用企業を支える。

床荷重１.５トン／平方m、天井高５.５m（最上階は６.５m）、柱スパン１０m以上、荷物用ＥＶ・垂直搬送機を各２基設置、事務所は２か所に配置し、分割も可能。小売や食品メーカーの物流需要や、周辺に集積している半導体関連企業のストックヤードとしての需要にも対応できる。

また、自家消費型太陽光発電システムを備え、建築物省エネルギー性能表示制度「ＢＥＬＳ」最高ランクの６つ星と「ＺＥＢ」の評価を取得している。