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物流ニュース
商工中金 自社の状況を正確に把握、クラウド型の採算管理サービス「ロジプッシュ」をリリース
2026年1月22日New!!
商工中金は今年、クラウド型の採算管理サービス「ロジプッシュ」をリリースした。利用料金は車両1台ごと月額1100円(税込み)で、すでに試験的なものも合わせ1500台ほどが導入している。
「ロジプッシュ」は、銀行だからこその機能やサービスが付き、運送事業者が運賃交渉や経営計画を立てやすくするツールとして、2年ほど前から開発が進められてきた。
同社は全国約1万社の物流事業者と取引があり、全国の支店で経営計画などの相談に乗っている。産業戦略部シニアオフィサーの橋本浩平氏は「日々、運送事業者と接するなかで、労務・運行とともに採算管理に苦労している事業者が多いと感じていた」と話す。「ロジプッシュ」はそうした声をもとに、情報を簡単に整理できるようになっている。

車検証のQRコード読み取り、給油・整備・高速利用などのCSVデータ取り込み、請求書の自動読み取りの機能などにより、DX化を推進。
また、デジタコとの連携や、専用のアプリの活用でドライバーの日報も自動作成ができる。
こうして集めたデータをもとに、車両別・荷主別の収支をグラフ・ランキング化で可視化し、自社の状況を正確に把握することができる。

そして、この情報をもとに、運賃交渉や車両投資、経営改善の判断材料として活用させることができるという。
開発中に試験的に導入した運送事業者は、赤字になっていた荷主を洗い出して運賃交渉を開始したところ、3割以上の運賃アップといった改善につながったという事例もある。
さらに「ロジプッシュ」を導入することで、商工中金の経営計画策定や運賃交渉のための統計データ、現状分析などの資料作成といったサービスを受けられる。
運送業界には課題が山積しているが、「どんな改善策を取るにしろ、資金が最初に必要になってくる」と、貸し手の視点で説明し、業界全体の価値向上を目指していくという。
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