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物流ニュース
強み生かし営業方法も咲く 新規顧客獲得に注力
2016年3月1日
大阪府の運送事業者は、不透明な先行きを考え、新たな顧客を獲得するために営業活動に注力している。同社のメーンの仕事は、事務所移転などの引っ越し業務だが、年々仕事量が減っていることを考え、新たな展開を模索している。自社の強みを生かした営業展開を考え、小回りの利く配送と庫内作業などを売りに派遣業なども検討し、配送だけでなく、物流を一手に引き受けられるように組織づくりと営業を模索している。
同社長は「どうすれば新たな顧客を獲得できるかを従業員と一緒になって考えている。既存客の見直しだけでなく、ドライバーにも名刺を持たせて顧客との話題づくりに生かせるようにしている」と話す。
また、同社は取引先に引っ越し業務しかできないと思われていると感じており、自社が派遣業や庫内作業を得意としていることで、現在の仕事以外にも仕事をもらえるように顧客にアピールするようにしているという。
そのために同社長は会社の方向性を全体会議で従業員に伝えるだけでなく、個人面談を行い、コミュニケーションを図りながら浸透させている。「全体会議では、こちらが一方的に話すだけではドライバーが理解しているか分からない。自分の考えをしっかりと伝えて全員で同じ方向を向きながら仕事をしていかないと意味がない」と語る。
全員が方向性を一つにし、営業展開をすることで売り上げを上げて行く。この記事へのコメント
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