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物流ニュース
入社の決め手はカッコいい車両 トラックは会社の看板
2016年4月20日
ドライバーの求人を広告媒体に出しても問い合わせがなく、人材不足で頭を抱えている運送事業者が多い中で、大阪府で地場輸送をメーンに展開している運送事業者では、募集をかけずに人材を集めている。
同社は、トラックを架装することで、ドライバーが同社の車両に乗って仕事がしたいと感じてもらえるようにしているという。「トラックは自社の看板を背負って走っている。違法改造はしていないが、キレイな車両にして走ることで、それを見た人が当社で働きたいと思ってもらえたら」と話し、「ドライバーはまだまだトラック好きが多い。少しでもカッコいいと思ってもらえる車両にすることで、求人を出さなくても問い合わせが来るようになる」と話す。
人材がそろうことで、様々な仕事の依頼が舞い込むという。今までは、同社は選ばれる立場だったが、人材不足で運送会社が協力会社を探す現状では、同社は仕事を選べる立場になっている。従来はどんな依頼も断らずに引き受けていたことで従業員に無理をさせた結果、退職者も多かったと振り返る。
さらに、入社したドライバーとはコミュニケーションを図るために、休日には社長の趣味であるマリンスポーツに連れて行くなどメリハリを付けて接している。「従業員を大切にしながら、一生懸命働いて、遊ぶときは全員で楽しむことで会社の雰囲気も良くなる」と話す。この記事へのコメント
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