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物流ニュース
千原商工 日鐘でフォークリフト資格取得「アットホームな雰囲気」
2016年4月26日
フォークリフトバッテリーの総合商社・千原商工(千原忠夫社長、兵庫県伊丹市)で働く斎藤謙介さんは、日鐘平野校で一昨年11月にフォークリフトの資格を取得した。毎週土曜日に講習を受け、約1か月で取得できたという。「自宅から近い平野校で、運送業や倉庫業で働く方たちと一緒に講習を受けた。アットホームな雰囲気で、とても分かりやすく講師が教えてくれたので、不安なく取得できた」と話している。
日鐘(永山仁社長、大阪府摂津市)の日鐘技能開発センターは、平成21年度から開始した教習事業を充実させ、毎年着実に生徒数を増やしている。親切・丁寧をモットーに、フォークリフトの資格取得を低価格で提供していることが魅力の一つで、クレーン特別教育や職長安全衛生責任者教育なども手掛ける。
摂津校でのフォークリフト資格取得は、運転免許証がある場合で2万8000円、平野校は同じ条件で2万9000円と低価格での受講が可能。平野校は全日フリーレッスン制で、屋内講習なので雨の日も安心。摂津・平野校どちらも駅から約5〜10分と、交通アクセスも抜群だ。近年では女性の受講者も多いという。
同社のホームページやツイッターには、「安全確認の大切さを再認識した」「講師はちょっとした質問にも丁寧に答えてくれる」などといった受講者の声が紹介されている。摂津校の実施管理者である森井隆行氏は、「アットホームな講師の雰囲気からか、質問があれば生徒のほうから聞いてくれる。生徒一人ひとりに寄り添う講習を今後も続け、講習の種類を増やしていきたい」と話した。
斎藤さんは「講師の方がユーモアで面白く、学科・実技どちらも丁寧に指導してもらった。同僚にも勧めたい」と話している。なお千原商工は、フォークリフトバッテリーの新品交換のほか、フォークリフトバッテリーの再生技術を日々向上させ、多くの物流企業に納入している。これまでの鉛蓄電池の再生実績は3000台を超え、海外の多くの企業にも技術提供を行って信頼を集めている。
また千原社長は、同業者にバッテリー再生技術を無償で伝承し、業界の発展と再生技術の信頼のネットワーク構築を目指している。国内はもちろん、海外からも多くの研修生を受け入れており、安全、品質に秀でたプロフェッショナルの育成も行っている。
◎関連リンク→ 千原商工株式会社この記事へのコメント
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