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物流ニュース
岩崎運送 標語コンクールで安全運行さらに浸透
2016年6月1日
「技術より/プロならゆとりと/やさしさを」。春の全国交通安全運動に合わせて社屋に掲げられた横断幕が、車道からも目に飛び込んでくる。
岩崎運送(岩﨑克美社長、埼玉県朝霞市)は、社内での「交通安全標語コンクール」による意識向上に取り組んでいる。「安全はすべてに優先する」をスローガンに掲げ、日々の安全運行に取り組んできた同社。「これをさらに浸透させる狙いで、この春、交通安全標語コンクールを取り入れた」と岩﨑社長は説明する。
担当した総務部の玉川治生部長によると、「昨年、ドライバーからの提案で、やってみようということになった」と経緯を説明した上で、「家族も含めて標語を考えてもらい、参加賞として各家庭にクオカードを進呈した」という。「日頃ドライバーを支えている家族にも一緒に考えてもらうことで、皆の意識が高まると考えた」と同部長は話す。
3月中に全社員に呼びかけ、集まった36作品の中から役員全員の投票で選ばれたのは10トン車に乗務する杉本武司さんとその家族の作品だった。同氏には金一封が進呈され、標語の横断幕は、交通安全運動の開始とともに多くの車両が集まる所沢の本社車庫に取り付けられた。
同社では今後、年2回の全国交通安全運動に合わせてコンクールを開催する予定だ。同社長は、「会社の姿勢を形で表し、浸透させられたら」とし、「家族にも参加してもらうことで、子どもらが親の仕事を知り、考える機会にもなれば」と話している。
◎関連リンク→ 株式会社岩崎運送この記事へのコメント
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