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物流ニュース
アサヒロジスティクス メーカー共配推進など3プロジェクトを発足
2016年5月23日
アサヒロジスティクス(横塚元樹社長、さいたま市大宮区)は4月20日、第63期経営計画発表会を開催した。
昨年度は「ダントツのS&Qを確立しよう」をスローガンに足場固めを図り、単体で250億円(前年度比109.9%)の売り上げを計上。拠点数は、秋田と北上の東北2拠点などを加え33となった。社員数は216人増の3775人。ドライバー全員を正社員とするなど正社員比率も4ポイント上昇、保有車両は996台。
今期は、売り上げ目標255億円を目指し、次の3プロジェクトを発足させる。
「メーカー共配推進プロジェクト」として、東日本の配送網を一層充実させ、得意とする小売店だけでなくメーカーの共配システムを強化。また、人材確保とブランド力強化、基本的な品質保持・向上を目的として「制服刷新プロジェクト」と、「アサナビプロジェクト」を立ち上げ、11月をめどに11年間採用してきたユニフォームを刷新。教育ツールとなる基幹マニュアル「アサナビ(アサヒナビゲーションシステム)」を作成、アサヒマインドの浸透を図る。マニュアルを渡すのではなく、トレーナーがこれを活用し、同じ基準で教育する。
昨年度から、福利厚生施設の利用促進のため、冊子「スマイルリンク」を導入、確定給付型企業年金制度により退職金制度を充実させるなど、ES向上に力を入れてきた同社。11月には、人事課に「お悩み相談室」を設置予定であるほか、研修施設として、同月の竣工を目指し、滑川に敷地面積4400坪の「福利厚生多目的施設」を計画。災害時の避難所としての機能も備える予定だ。
今期スローガン「基本の徹底 ヨシ!!」のもと、交通、マテハン、労災の3大安全に取り組む。横塚社長は、「チャンスをピンチにしないよう、目標達成に向けて協力してほしい」と社員に呼びかけた。
◎関連リンク→ アサヒロジスティクス株式会社この記事へのコメント
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