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物流ニュース
横浜港海コン待機時間 本牧BC2Tは3時間以上
2016年4月30日
神ト協(筒井康之会長)は4月28日、「横浜港各コンテナターミナルにおける海上コンテナ車両待機時間調査」の概要を取りまとめ、発表した。
調査実施期間は平成27年12月7日から同28日まで。同協会コンテナ部会に所属する事業者20店社について、1事業者あたり5台(計100)を選定し、横浜港の13コンテナターミナルにおける(1)並び始め(2)ゲート到着(3)テナー下到着(4)テナー下発(5)ゲートアウトの各時刻――を調査したもの。
期間全体を通して最も平均待機時間が長かったのは本牧BC2ターミナルで、本牧D5ターミナル、本牧A―5ターミナルと続き、いずれも(1)並び始めから(2)ゲート到着までが待ち時間の大部分を占めている。
作業内容別に見ると、本牧BC2ターミナルで最も平均待機時間が長かったのは輸入(空コンテナ搬入)で、並び始めからゲートアウトまで平均1時間57分かかっており、輸入(実入りコンテナ搬出)の待機時間と合わせると、3時間以上の平均待機時間が発生している。本牧D5ターミナルにおいても、同様の傾向が見られ、輸入(空コンテナ搬入)と輸入(実入りコンテナ搬出)の待機時間を合算した場合、平均2時間30分の待機時間が発生している。
一方、本牧A―5ターミナルでは、輸出(実入りコンテナ搬入+空コンテナ搬出)の待機時間が、輸入(空コンテナ搬入+実入りコンテナ搬出)の待機時間を上回る結果となった。時間帯別に見た場合、午前7時台~同9時台、午前11時台~午後0時台に待ち時間のピークを迎えるターミナルが多く見られる結果となった。
取りまとめた調査データは、同協会のウェブサイトで公開されている。
◎関連リンク→ 一般社団法人神奈川県トラック協会この記事へのコメント
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