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物流ニュース
平野商運 X One導入でコスト減
2016年7月4日
平野商運(平野隆之社長、愛知県津島市)と日本ミシュランタイヤ(ポール・ペリニオ社長)はこのほど、スーパーシングルタイヤX One装着車納車報告会を開催した。
X Oneの増トンウイング車装着は、中部地方で今回が初となる。平野社長はタイヤ導入の経緯について、「配送需要が増加する一方で、安全規制や環境配慮といったお客様や社会から求められる要素も増え、輸送量の制限や品質低下、コスト上昇などの危機に直面している。人手不足の深刻化もあり、これらの問題を解決していくため燃料費減によるコストカットに着目した。タイヤの正しい選択と使い方を実践できれば、個人の腕に関係なく低燃費走行を達成できる」と、エコと輸送品質向上に着目しているという。
続いて、ミシュランによるタイヤの機能紹介や、タイヤ点検システムなどの製品を提供するオレンジジャパン(時本眞一社長)によるTPMS(タイヤ空気圧管理システム)の概要説明、新車披露とタイヤ入れ替えのデモンストレーションが行われた。
X Oneは、軸当たり100kgの軽量化と15%の転がり抵抗の減少を達成。今回の導入で年間で約500万円の燃料費削減が見込まれる。また、メンテナンス時間の削減、耐久性向上など様々なメリットもある。
平野社長は「運転者だけに頼るのではなく、会社からも改善策を出す必要がある。全ての運転者が無事に帰ってこられるよう、これからも我々ユーザーとメーカーで互いにプロの技を出し合っていきたい」と今後の抱負を語った。
導入車の調達はヤマトリース(長谷川誠社長)のサポートを受けており、仕事もヤマト運輸のものをメーンで担当する予定。ヤマトリースの加納正裕中部支店長は「これほどのクオリティの車両はこの辺りでもなかなかない。これからの活躍に期待したい」と話す。
◎関連リンク→ 平野商運株式会社
◎関連リンク→ 日本ミシュランタイヤこの記事へのコメント
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