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物流ニュース
TALEX製偏光サングラス 「疲労軽減に効果」
2016年8月22日
偏光サングラスの着用は疲労軽減効果に大きく機能する──。
東京ユニオン物流(東京都武蔵村山市)の日高営業所で昨年4月から今年3月にかけて、「偏光レンズによる疲労軽減効果長期実証実験」が行われたが、その結果を踏まえて5月、日本衛生学会で論文が発表された。
同営業所で、毎日ほぼ同じ行程を運行するドライバー10人を対象に検証を行い、TALEX製の偏光サングラスを使用。10人を2チームに分け、「偏光サングラスあり」「偏光サングラスなし」を2週間で交代する実験を繰り返した。疲労度を測定するフリッカー測定器を使った検証結果として、偏光サングラスを着用したほうが着用していない時より平均値で約20%、疲労が少ないという結果が出たという。5月13日に発表された論文では「運輸業務における晴天時の偏光サングラスの着用が、疲労低減効果において有意に機能することが示された」と記載されている。
ドライバーの疲労軽減と事故予防を目的に、トラック・バス業界などで偏光サングラスの普及を進めるTALEX(大阪市東住吉区)のセールスマネージャーの藤垣英樹氏は、同社製品の特長として、「裸眼で見るより視界がキレイ(クリア)で、長時間掛けて運転するほど目が疲れない」「視界が明るいのにまぶしくなく、運転中の集中力が持続する」「レンズカラーバリエーションが多く、四季や天候によって適したレンズを選べる」と説明。「今後、プロドライバー向けに特化した製品を考えていきたい」と話している。
同社では現在、「実際に体験して効果を実感して頂きたい」と、運送事業者に対して偏光サングラスの貸し出しを行っている。
◎関連リンク→ 東京ユニオン物流株式会社この記事へのコメント
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