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物流ニュース
トラボックスと日本M&Aセンター 「勝ち残る」ポイント解説
2016年8月16日
トラボックスと日本M&Aセンターは7月14日、「勝ち残れる運送会社とは?」をテーマに同社東京本社でセミナーを開催した。
トラボックスの吉岡泰一郎社長は、ITを活用した運送経営のポイントとネットで営業するメリットを紹介。「有効に活用すれば、これまで知り合うきっかけがなかった取引先とも巡り会える」とし、「社員の絆を深めることもできる」と推奨した。
ゲスト講師として登壇したベストライン(奈良県五條市)の辰己千里社長は、これまでの取り組みと成長戦略を説明。HPの重要性を説き、「ネットで情報を収集し、しっかりと発信していく必要がある。HPのない会社には人も仕事もやってこない」と断言。自社HPのノウハウを解説し、「会社を大きく見せようとするHPはすべてにおいて逆効果。『安く走ります』といった内容も人が集まらない」と指摘した。
日本M&Aセンターで物流業界責任者を務める柴田彰氏は、「後継者がおられない60〜70代だけでなく、5年、10年先を見据えた40〜50代の若手経営者からもM&Aについての相談が増えている」と最近の傾向を紹介。
コンプライアンス順守やドライバー不足など業界を取り巻く厳しい環境を踏まえ、「1社単体で経営していく時代は終わり、同じビジョンや情熱を持った企業が組むべき」とし、「会社を譲渡するのも譲受されるのも正解」と語った。
同セミナーは全国7か所で企画され、7月26日に北海道で開かれるのが最終。会場は札幌グランドホテル。時間は午後1時から同4時30分まで。参加費用は無料。詳細は各主催者HP。
◎関連リンク→ トラボックス株式会社この記事へのコメント
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