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物流ニュース
ニチレイ 第1四半期決算、低温物流事業は営業減益
2016年9月7日
ニチレイ(大谷邦夫社長、東京都中央区)がこのほど発表した、第1四半期決算によると、売上高は1322億3800万円(前年同期比2.9%増)、営業利益74億4300万円(同66.7%増)と過去最高を記録。経常利益は76億2500万円(同66.5%増)の増益。
低温物流事業は売上高459億8200万円(同3.1%増)、営業利益23億4300万円(同2.0%減)。
国内では関東・関西地区を中心に保管需要を取り込むとともに、新設のトランスファーセンター(TC)の寄与で増収となった。
利益面では、荷役作業や輸配送コストの上昇に対して、業務効率化の推進や適正料金収受などのコスト吸収策に取り組んだものの、新設TCの立ち上げに伴う一時的なコスト増で減益となった。
海外は、欧州地域で小売店向け配送業務などの運送需要を着実に取り組んだこと、乳製品や畜肉などの集荷拡大で増収となったが、ポーランドの顧客構成の見直しやユーロ安による為替換算への影響もあり、営業利益は前年同期比を下回った。
◎関連リンク→ 株式会社ニチレイこの記事へのコメント
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