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物流ニュース
キリングループロジ 新羽生支店の開所式
2016年9月28日
キリングループロジスティクス(加藤元社長)は8月25日、同社羽生支店の移転・拡張に伴い、開所式を挙行した。旧羽生支店と同様、キリンビバレッジ(堀口英樹社長)の羽生物流センターとして、北関東エリアの商品保管や輸配送業務を担う。倉庫内には製品の製造・保管などを担当する日本キャンパック(藤本良一社長)の倉庫を併設。保管倉庫とセンターが同じ倉庫内に存在し、シームレス化されることで、フォークリフトによる横持ちが可能となるなど大幅な効率化を実現している。
新倉庫は、旧支店の3層から2層とし、さらに同社の取り扱い製品を可能な限り1層に集めることで、ネックとなる縦持ちを減らしている。バースについても、入庫用と出庫用を分け、効率的な荷さばきを追求。大型ウイング車がすっぽりと収まる大型の屋根を備え、雨の吹き込みにも強い。敷地内には大型トラック60台分の駐車スペースがあり、ドライバー用の休憩所も備える。また、在庫量の増減にフレキシブルに対応できるように倉庫内に明確な仕切りを設けていないことも特徴の一つだ。
移転の背景には販売量の大幅な増加がある。年平均では、旧支店時代に想定していた量よりも2万ケース多い、1日あたり平均5万〜6万ケースを取り扱う。年末の最盛期を見据え、秋のシルバーウィークをめどに運用面でも最適化を進めていく構えだ。
開所式には、同社東日本支社の原田淳支社長のほか、日本キャンパックの杉本社長、キリンビバレッジ生産本部生産部の本永信行SCM担当部長、日本通運執行役員で北関東信越ブロック地域総括を務める堀切智群馬支店長ら、多くの関係者が列席した。堀切支店長は「飲料の仕事をするために最適な物流拠点をつくるという観点で、新倉庫の立ち上げに取り組んで参りました」と新倉庫開設の意義を説明。原田支社長は「弊社としても新しい倉庫の開設は久しぶり。この素晴らしい設備を無駄にしないように精いっぱい頑張って参ります」とあいさつした。
◎関連リンク→ キリングループロジスティクス株式会社この記事へのコメント
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