-
物流ニュース
滋賀タクシー協とヤマト運輸 全国初「手ぶら観光」をお手伝い
2016年11月7日
滋賀県タクシー協会(田畑太郎会長)とヤマト運輸が連携し、訪日外国人の「手ぶらでの観光」をお手伝いする取り組みの開始式が10月5日に行われた。
今回の取り組みは、国交省が取り組んでいる「手ぶら観光」に協力し、県の訪日外国人誘致に向けたもので、タクシー事業者と貨物運送事業者とが連携した取り組みは全国初。事業内容は訪日外国人がタクシーを利用し、ヤマト運輸の県内の各営業所で次の目的地であるホテル・旅館などに手荷物の配送依頼を行うもの。同社が行っている関西即日便を利用し、近畿の各府県に当日中に手荷物が届く(一部地域及び天候などで不可の場合有り)ことが取り組みの利点となる。
調印式では、田畑会長とヤマト運輸滋賀主管支店の金子宏支店長が、手ぶら観光協定書の調印を行った。田畑会長は「県が観光しやすい地域としてより知っていただけるよう、取り組みを推進していく」、金子支店長は「県を訪れる旅行客のリピーター率は約10%と低い状況にある中、手ぶら観光で新たな観光スタイルを提案したい」とそれぞれあいさつ。また、近畿運輸支局滋賀運輸支局の岡田研二支局長が祝辞を述べた。
なお調印式後には、JR大津駅でタクシー車両の出発式が行われた。
◎関連リンク→ ヤマト運輸株式会社この記事へのコメント
関連記事
-
-
-
-
「物流ニュース」の 月別記事一覧
-
「物流ニュース」の新着記事
-
物流メルマガ